みなさんこんにちは。ワンズプレイスの小山です。
梅雨明けも間近になり、清々しい日々ももうすぐです。
小山は暑がりなので早く、この蒸し暑い日が過ぎてくれること期待しております。
皆さんくれぐれも熱中症にはお気を付けください。
今回は入居者さんからの要望で、入居者さんのご家族の誕生日を祝うために一緒にブラジル料理屋に行ってきたので、その時の様子をお伝えしたいと思います。
そうです。タイトルは釣りです(笑)
でも本当にブラジルに行ったような楽しい体験ができたので是非最後まで読んでいただければと思います。
誕生日にブラジル料理を
伊勢崎市のグループホームに住んでいるAさん。
そのAさんからある日連絡が来ました。
「母の誕生日が近いので、家族でお祝いをしたい。」
「できたら伊勢崎市にあるブラジル料理屋に車で連れて行って欲しい」
こういった連絡でした。
Aさんのお母様はブラジル出身の方で30年以上ブラジルで暮らし、その後日本に渡ってきたそうです。
Aさん自身も5歳くらいまでブラジルで暮らしその後日本に移り住んできたとのことで、お母様と一緒に暮らしていたときは、おうちのごはんなどでブラジル料理も出てきていたそうで、久々に懐かしのブラジル料理を一緒に食べたかったとのことです。
車を出して一緒にお祝いをするくらいならと、伊勢崎市にあるブラジル料理屋を探し、予定を立てて小山が一緒にブラジル料理屋に食べに行くことで計画を立てました。
お母様もご高齢となり現在はグループホームで暮らしており、またデイサービスにも通っています。
せっかくなので、 Aさんの方でお母様のデイサービスの方に連絡をし、経緯を説明し、その日はお昼に迎えに行くこと連絡調整をしてもらいました。
また妹様も近所に住んでおり、妹様にも連絡をして一緒にブラジル料理屋に行くことになりました。
ブラジル料理屋へ
当日
朝10時半、Aさんを乗せてグループホームを出発。
Aさんの道案内で妹様の住んでいるところまで行き、妹様を載せ、今度はお母様のいるデイサービスに向かいます。
その道中も「あっちじゃないこっちじゃない」と車内は賑やか、妹様に会うのも、お母様に会うのも久々だったようで、とても楽しげにされていました。
特にお母様は、自分の子供に久々に会えたので、泣くほど喜んでいらっしゃいました。
そして、調べておいたブラジル料理屋さんに到着。
中に入ると、本当にブラジルに来たのではないかと思うほどの雰囲気でちょっとそわそわしました(笑)
注文をするためにメニュー表を見ました。
カタカナでメニュー名が書かれているものの、どんな料理かは見当がつかず、 Aさんや店の人に聞きながらなんとか注文をしました。
僕が頼んだのはフランゴパルミジャーナというもので、薄くした鶏肉を揚げ、そこにチーズをトッピングしたものでした。
そして僕以外の3人が飲み物でガラナを飲んでいました。
「ガラナなんて北海道ぐらいでしかみたことがないなぁ」
なんて思っていると
「ブラジルではかなり一般的な飲み物だよ」とAさんもおっしゃってくださり、せっかくなので僕も頼んでみました。
席に着き料理を待つ間に、 Aさんとお母様と妹様で昔あった話や最近の様子についてとても楽しく話をしていました。
時折単語レベルでブラジル語を話していたり、このお店に来るほかのお客様にはブラジルの方が多かったようで、その話声を聞いて懐かしく感じている様子でした。
Aさん自身最近日中活動先を新しくされ、精神的な疲れもあったようでご家族との話し合いの中で少しでもリフレッシュになればいいなと思いながら、 3人の話を聞いていました。
お母さんや妹さんに対して面倒を見て上げるような振る舞いもあり、普段あまり見ないAさんの家族の中でのお兄ちゃんポジションの振る舞いに内心ニヤニヤしていました(笑)
そんなことを思っていると頼んだ料理が運ばれてきました。
みんなの料理も運ばれ、せっかくなので写真を撮りました。
みんなやや緊張気味なのか、この写真で顔がこわばっていますね(汗)
写真以外の場ではすごく楽しそうにしてたんですよ(笑)
その後また他愛もない話で談笑しながら、ご飯を食べました。
最後は皆さんそれぞれの場所に送り、この日のAさんのご家族の誕生日会はお開きとなりました。
お別れの際にはとても名残惜しそうにしていましたが、
Aさんのお母様のデイサービスはAさんのグループホームから比較的近い距離にあり、たまには面会に行くよと優しく約束をしていたのが印象的でした。
「自分の妻や子はもちろん、親も大事にしないとな」とそんなことを思う誕生日会でした。
終わりに
今回の記事はいかがだったでしょうか。
Aさんとそのご家族の支援をしながら、自分自身のおいしいご飯を堪能させていただいちゃいました。
来年も頼まれるといいな(笑)
最期までお読みいただき、ありがとうございました!