【2026年2月24日】法人全体研修を実施しました【発達特性と氷山モデル】

はじめに

皆さんこんにちは。ワンズプレイスのわいちゃんです。

梅の花がちらほら咲き始め、少しずつ春の気配を感じる季節になってきましたね。
花粉症の方にはつらい時期でもありますね…。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

花粉症がきついと、仕事にも集中できないですよね…

先月の記事でもご紹介していた、2月24日(火)の法人全体研修が無事に開催されました!
今回のブログでは、その研修の様子と、私自身が感じたことをお伝えしたいと思います。

スタッフの「学び」がどのように現場に活きていくのか。
ワンズプレイスの取り組みを少しでもお伝えできればと思います。
是非最後までお読みいただければ幸いです。

法人全体研修を開催しました

2月24日(火)、群馬県社会福祉総合センターにて、全住居のスタッフが集まる「対面研修」を開催しました。

日時:2026年2月24日(火)10:00〜12:00
場所:群馬県社会福祉総合センター(B01会議室)
講師:NPO法人リンケージ 主任相談支援専門員 内海様
テーマ:発達特性理解と支援力向上研修 ― 行動の背景を踏まえた実践的アプローチ ―

今回の研修のゴールは「発達特性の基本を理解し、行動を問題ではなく背景から見る視点を持ち、明日から変えられる支援を1つ持ち帰る」こと。
内海さんの「正解を出す研修ではありません」という言葉からスタートした、温かい雰囲気の研修でした。

体験して気づく、利用者さんの「日常」

今回の研修で印象的だったのが、体験型のワークの数々です。

まず行ったのは「ロールプレイ」。利用者役と支援者役に分かれて、「最近眠れない」という相談を受ける場面を演じてみました。

【悪い支援例】
「それは考えすぎだよ」「みんな眠れてないよ」「薬飲めば?」
【良い支援例】
「眠れないんですね」「どんな時に特に眠れませんか?」「それはつらいですね」

聞き手(利用者役)として受け取る感覚は、全然違う!と改めて実感しました。
支援は技術の前に「関係」が大切だと感じました。

もうひとつは「折り紙ワーク」。見本なし・質問なし・口頭指示のみで折り紙を折ってもらうというもの。途中で指示が変わったりして、「え、どっちだっけ…?」という感覚を体験しました。

このワーク、想像以上に焦りました(笑)。
わからないまま進むもどかしさ、急かされる感覚。
急に変更されたときの混乱……

これって、利用者さんが日常で感じていることかもしれない、と気づかされました。

分からないと、とても焦ってしまいますね…

発達特性の5つの領域・13項目を学びました

研修の中心となったのが、発達特性を理解するための「5つの領域・13項目」についての講義です。

  • コミュニケーションに関する特性
  • 感覚・運動に関する特性
  • 注意・注目に関する特性
  • 記憶に関する特性
  • 人との関わり方に関する特性

一つひとつの特性に、日々の支援場面で「あ、これかも」と思い当たるシーンがたくさんありました。

表面的に見えている行動の「裏側」には、こういった特性が関係しているかもしれない。
そう考えると、支援のアプローチがガラっと変わってきますね。

「5領域13項目、もっとしっかり頭に入れておきたい!」と強く感じた時間でした。

氷山モデルで「行動の背景」を掘り下げる

研修後半では「氷山モデル」を使ったグループワークがありました。

氷山モデルとは、目に見えている「行動」を氷山の上と捉え、その水面下にある感情・不安・特性・環境・過去の経験などを丁寧に探っていくフレームワークです。

グループワークも様々な意見が飛び交い、盛り上がりました

ケースとして取り上げたのは「夕食前に突然大声で怒鳴るAさん」。
グループホーム入居中の30代男性でです(架空の人物です)。

その日の状況を整理してみると、食事時間が10分遅れていた・テレビの音量が大きかった・他の利用者さんが騒いでいた・本人が空腹を訴えていた、といったことが重なっていました。

「突然怒鳴った」ように見えるAさんの行動も、こうして背景を見ていくと、実は「見通し変更への強い不安」「感覚過敏によるストレス」「空腹によるつらさを言葉にできない」といった複数の要因が積み重なった結果だったかもしれない、ということが見えてきました。

「怒鳴る行動を止める」のではなく、「不安を減らす支援」へ。

食事時間の変更を事前に伝える、ホワイトボードで予定を視覚化する、テレビの音量を調整する……支援の方向性がガラっと変わりますよね。

この氷山モデル、今後のワンズプレイスでの支援会議でも、ケースを検討するフォーマットとして導入できないか、前向きに検討を進めていきたいと思っています。
チーム全体で「行動の背景」を共有する場が作れると、支援の一貫性も高まりそうですね!

おわりに

今回の研修全体を通じて、特に心に残ったのが内海さんのこの言葉でした。

「困らせる人はいない。困っている人がいるかもしれない。」

この視点を忘れずに、日々の関わりを積み重ねていきたいなと思います。

スタッフが学び、現場が変わり、それが利用者さんの「安心できる暮らし」につながる。そんな好循環を、ワンズプレイスで作っていきたいと思います。

内海さん、貴重な学びの機会をありがとうございました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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