グループホーム入居者の１日~平日編~

　群馬県で障がい者グループホームを運営しているグループホームOne's place(ワンズプレイス)の鳥毛です。新型コロナウイルスが群馬県内でも少しずつ増えてきましたが、土曜日の今日も入居している方は元気に仕事へ出かけていきました。たくましい入居者さんを見ながら、外出時のマスクや帰宅時の手洗いうがいなど基本的な感染予防をしつつ毎日ご飯を美味しく食べて免疫を高めることも大切だなーと感じている今日このごろです。
　今回の記事では、One's place(ワンズプレイス)に入居している方の平日の過ごし方を紹介したいと思います。

グループホーム入居者の平日の過ごし方とは？

まず、大前提としてグループホーム入居者の平日の過ごし方は、日中に就労施設や一般雇用で働いている方が利用するグループホームと日中も夜間もグループホームで生活する方が住む日中支援型のグループホームでは異なります。また、食事の時間などの細かい部分も各グループホームによって異なるので、今回はあくまでもOne's place(ワンズプレイス)のような日中に就労施設や一般雇用で働いている方が利用するグループホームの１例として考えて頂ければと思います。One's place(ワンズプレイス)に入居している方の平日の過ごし方はおおよそ以下のようになっています。

【One's place(ワンズプレイス)に入居する方の平日の過ごし方】

早起きの人が多い朝の時間帯

グループホームに入居している方の朝は早いです。なぜかというと、入居している方の多くはバスや電車などの公共交通機関を使って職場等に向かうからです。とは言っても、眠そうな顔をして起きて来る人は意外と少ない印象で、むしろ普段、夜型の生活をしている私のほうが眠そうにしていて、「眠そうですね笑」と入居している方から声をかけられることが多いくらいです。起きてきた方から、スタッフと一緒に朝食の準備をしていきます。

朝食を食べたら、各自で出発の準備

朝食を食べた方から、歯磨きや着替えなどそれぞれ仕事や就労施設へ出掛ける準備をしていきます。ちなみにOne's place(ワンズプレイス)では、入居する方が出かける準備に専念できるように朝食の洗い物などの片付けはスタッフが担当しています。また、洗濯が自分でできる方は出掛ける前に洗濯物を干したりしています。

日中は仕事や就労施設で過ごす

グループホームOne's place(ワンズプレイス)に入居している方は基本的に日中を職場や就労施設で過ごしています。
※写真は自動車関連の会社で働く入居者の方が働いている様子です。

帰宅してから夕食までは自由時間

　１７時頃になると、職場や就労施設から入居している方が戻ってきます。戻ってきた方は体温測定や手洗いうがいを済ませた後、夕食までの時間はそれぞれ自由に時間を過ごします。One's place(ワンズプレイス)に入居する方もリビングでテレビをみながら過ごしたり、洗濯物をしたりなど十人十色です。ちなみにOne's place(ワンズプレイス)では、入居している方の意向を大切にしたいという価値観から夕食の準備は当番制にせず、手伝いたい方に手伝ってもらうスタイルを採用しています！

夕食は基本的に、いる人みんなで食べる

グループホームの楽しみでもある夕食。One's place(ワンズプレイス)では、美味しい食事を入居している方に届けるために基本的に食事の時間は顔を合わせるようにしています。もちろん人によっては、１人でゆっくりと食べたい方もいると思いますので、そのあたりは意向を尊重していきます。夕食を食べた方からお風呂に入ったり、自分の部屋でテレビを見たりなど自由時間を過ごします。