みなさんこんにちは!
群馬県で障害者グループホームOne's place(ワンズプレイス)を運営する(株)エンジョイントの鳥毛です!
グループホームワンズプレイスは、施設っぽい雰囲気が苦手な方にも福祉サービスを届けたいという思いから、生まれた障がい者グループホームです。
現在は、群馬県高崎市、玉村町、伊勢崎市でグループホームを運営し、高崎市ではアパート一棟を購入してサテライト型グループホーム(アパート型)も運営しています。
グループホームOne's place(ワンズプレイス) 一覧
今日は6月に弊社で実施した昇給について話をしたいと思います。
昇給について
6月に4年目を迎えた弊社ですが、4年目にして初めて全従業員を対象とする昇給を順次実施しています。
昇給を実施するにあたり、約半年ほど前から顧問の社労士さんと打ち合わせを重ねたり、従業員の方がしっかりと昇給を感じ取れる額と会社が持続的に運営するために必要な利益のちょうど良い塩梅を探ったりなど、時間をかけて準備してきました。
その話の前に、
言うまでもありませんが、介護や福祉という業種は他の業種と比べて、給与は低い水準にあります。それは、介護や福祉の人たちがサボっているからとか、人材の能力が低いからではなく国の税金で売上が立つ業界である以上、仕方がない部分でもあります。
よく私も友人などからどうして介護や福祉の仕事をしているのか?と聞かれることがあるのですが、この仕事は『幸せ』を感じられる仕事だと思うからと答えています。
橘玲さん著の『幸福の資本論』には幸福は
①金融資産
②人的資本(イケてる自分)
③社会資本(家族や社会との繋がり)
から成り立つと書かれています。その3つが揃う状態はなかなかなくて、3つのうち2つあればいい方というのが、幸せに生きるコツとして書かれています。
そのような視点で見た時に、我々が従事する福祉分野の仕事は金融資産に関しては他の業界よりも工夫が必要ですが、自分は他の人の役に立っていると実感したり、関わった方の人生が豊かになっていく(関わる前よりも本人としてもマシになっている)様子を見たりすることも多いので、『イケてる自分』だったり、社内外にいる頑張る仲間との『つながり』など、結構感じます。
1番理想的なのは、福祉に関わる人がhappyな状態で、そのhappyをまだhappyでない人もお裾分けすることだと思いますが、お金に困っていたりしている状況では、幸せを感じたり人に分け与える余裕を持てない人が多くなることも事実です。
だからこそ私は従業員の給与にはしっかりと向き合いたいなと考えています。
福祉の仕事だから給与が低いのは仕方ない。ではなくて、従業員がお金のことを不安に思わずに生活ができるように、会社を創り上げていきたい。
難しいことだとは思いますが、それがやりたくて起業したので、やってやるぞという感じです。
まだまだ道半ばではありますが、やるべきことは見えています。
株式会社エンジョイント
代表取締役
鳥毛正弘