介護や福祉事業所は常に 人材不足が問題とされてきています
昔から3K(きつい、汚い、危険)の代表格とされ、家族や友人に福祉系の会社で働いているというと大変だね。とよく言われるこの業界。
しかし、よく周りを見渡すと『うちはいつも人が足らない』『いい人が来ない』というようなついつい愚痴をこぼしてしまう事業所もあれば、滅多に求人募集が出ずにスタッフが充足してる事業所もあります。
私はこの違いがどこで生まれているのかを常日頃より考えています。
その中で現時点における答えとしては、働く人と雇用する人の『ミスマッチ』が大きいほど、お互いのストレスは増大するという考えを持っています。
仕事に何を求めるのか
例えば、経営者や管理者はスタッフの全員がすべからく成長したいと望んでいて、人材教育をとことんすることが良いことと考えている方もいますが、エンジョイントでは"自分のキャリアは自分でつくる"という価値観のもと、業務上最低限必要な研修以外でスタッフに積極的な学習を促すことはしていません。
どのような働き方がしたいか、どのようなことを仕事に求めているかは人それぞれなので、入居する方や周りの人間に迷惑を掛けなければ最低限OKという考えです。
※もちろん、成長したいスタッフや資格などキャリアアップを目指す方の応援は120%全力でさせて頂きますよ^^
組織の中だとつい、仕事をバリバリこなす、新しいことに果敢にチャレンジする方がすごい人という印象を持ちがちですが、それ以上に、決まった仕事を忘れずにこなす、基本的なホウレンソウをしっかりとするといった『ふつうのことができる人』は素晴らしいと思っていますし、私自身、尊敬しています。
まだまだ人事評価制度が理想に追いつけていない状況ではありますが、『ふつうの人が安心して働くことができて、正しく評価される会社』を目指していきたいと思います。
㈱エンジョイント 鳥毛