ボッチャ大会に参加してきました!
みなさんこんにちは。ワンズプレイスの小山です!
最近はすっかり秋らしくなり、過ごしやすい日々が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今回は、10月に参加してきたボッチャ大会の体験をお伝えしようと思います。
ワンズプレイスの2チーム参戦!
私たちワンズプレイスのグループホームからは6名の入居者さんが参加しました。
チームは「ワンズプレイスW」と「ワンズプレイスE」の2チームに分かれ、私は「ワンズプレイスE」の担当に。
ちなみにこのチーム名、社長が某アイドルグループの名前をパクったそうです(笑)。
私のチームは特に若手が中心。
みんなボッチャはほぼ初心者で、私も含めてルールすらよく分からないところからのスタート。
大会前にルールを覚えて、他の試合を見ながら「もっと遠くに投げたほうがいいかな?」とか「あの順番がいいかな?」なんて、必死に戦略を練りました。
また、せこせこと球拾いをしながら、投げる感覚を練習したりしました(笑)
いざ本番へ!
ボッチャってどんなスポーツ?
まず、ボッチャについて簡単にご紹介します。
ボッチャは、ヨーロッパで生まれたパラリンピック公式競技で、主に障害のある方々のために考案されたスポーツです。赤と青のボールを使い、まず「ジャックボール」という白い目標のボールを投げ、それに向かって自分のチームのボールをより近づけることを競います。
相手チームのボールよりもジャックボールに近い位置にボールを投げた数で得点が決まります。シンプルに見えて、戦略や技術が求められるため、年齢や障害の有無に関わらず楽しめるのが特徴です。
また、力やスピードがあまり必要とされないため、誰でも気軽に始められ、競技としても世界中で親しまれています。ボッチャは特に、日本ではパラリンピック以降注目されており、地域の福祉施設でも大会が行われるほどの人気ぶりです。
第一試合の勝利と意外な展開
第一試合。相手チームが最初にジャックボール(目標のボール)を5メートルほどのところに投げ、その後は私たちのチームの番。入居者Aさん、私、小山、そして入居者Bさんの順でボールを投げていきました。
練習の甲斐あって、3人とも良い感じでジャックボールに近いところに投げることができました。
結果はなんと5点対0点で快勝!
入居者AさんもBさんも最初は緊張していたんですが、最初の一投がうまくいったおかげでリラックスしたのか、その後もいい感じでボールを投げ続けました。
普段はクールなお二人ですが、勝った際にはハイタッチで勝利を祝い。
その光景を見て私もついにやけてしまいました(笑)。
勝ち上がった第二試合での悔しい敗北
第一試合は「楽しくできればいいかな」程度に思っていた私ですが、思いがけず勝利を収めたことでと、AさんとBさんのポテンシャルの高さを感じて、勝ち進みたい気持ちと少し欲が芽生えてしまったんです。
そのため、1試合目では全然緊張しなかった私小山が、2試合目では何故か緊張してしまいまして……。
AさんもBさんも順調にボールをジャックボールに近づけていたのに、私はまさかの大失投。
ジャックボールから大きく外れてしまったんです。
結果、2対0で負けてしまいました。
2人がしっかりと健闘してくれていただけに、私の緊張が敗因となったことは申し訳なかったです。でも、彼らは笑顔で「仕方ないよ」と言ってくれて、ありがたかったです。
大会全体の温かい雰囲気
大会には、小学生くらいの子どもたちからおじいちゃんおばあちゃんまで、さまざまな年齢層の参加者が集まっていて、試合中も和気あいあいとしていました。
目標のボールから大きく外れたボールでも、周りから「ナイスボール!」なんて声がかかる温かい雰囲気。
試合が終わればお互いを称え合うノーサイドの精神で、和やかな雰囲気が印象的でした。
私たちのような初心者チームでも、周りからの応援や声援に励まされながら、楽しんでプレーすることができました。
特に印象的だったのは、他のチームの選手や観客の方々との交流。普段はなかなか顔を合わせない地域の福祉施設の方々とも仲良くなれました。
大会を通じて感じたこと
今回のボッチャ大会で感じたのは、スポーツを通じて入居者さんたちと目標に向かって協力することができました。
特にAさんとBさんが、緊張を乗り越えて勝利を手にした瞬間は忘れられません。
また、地域とのつながりを感じられる機会でもありました。
多くの福祉施設の利用者さんやスタッフ、一般の参加者と共に、楽しさと交流を分かち合うことができ、私自身もとても貴重な体験をさせていただきました。
今後もこういったイベントに積極的に参加して、入居者さんたちの新たな挑戦を応援していきたいと思います。
来年も大会はあるらしいので、是非ともリベンジしたいですね。
経費でボッチャの道具を各事業所に購入することも検討です(笑)。