みなさんこんにちは!
群馬県で障害者グループホームOne's place(ワンズプレイス)を運営する(株)エンジョイントの鳥毛です!
グループホームワンズプレイスは、施設っぽい雰囲気が苦手な方にも福祉サービスを届けたいという思いから、生まれた障がい者グループホームです。
現在は、群馬県高崎市、玉村町、伊勢崎市の群馬県内7ヶ所の男性向けグループホームを運営しています。
今日は、少し硬めのタイトルになりますが犠牲なき献身についてブログを書いてみたいと思います。
犠牲なき献身とは
犠牲なき献身こそ真の奉仕という言葉は近代看護の創始者と言われる「フローレンス・ナイチンゲール」が遺した有名な言葉です。
この言葉の意味を私なりに解釈すると、自分が我慢をしたり、場合によっては自己犠牲を払って相手に何か良いことをしても、必ずどこかで無理が生じて、その奉仕は長続きすることが難しい。という意味だと理解しています。
私は会社の経営もしていますので、会社経営で例えれば、会社の存続に十分な利益を作れていない状況で、仮に従業員やサービスを受ける方に奉仕をしたとしても、それは継続ができないということになり、奉仕を受けた側もあの時は奉仕してくれたのに。という結果になる可能性が高いなと。
また、現場で働く方が余裕なく生活を送っている状況では、入居者さんにもなかなか良いサービスを届け続けることは少しずつ難しくなってくるということにも繋がると思います。
なので、私はしっかりとした運営を行いしっかりとした対価を得て、その対価を働く方に分配する責任があるなと思います。
しかし、福祉事業は他の産業と比べても、価格は公定価格で、飲食店などのように価格を上げることは簡単にはできませんし、そもそも必要な人員も決まっているので生産性を上げることはなかなか難しいと感じています。
しかし、その中でもできることはありますので、業務を効率化したりすることをコツコツと続けていくことが大切だなと思います。
儲けること(利益をきちんと出す)から、逃げることなくむしろしっかりと向き合う中で、その先にある実現したいことをこれからも目指していきたいと思います。
株式会社エンジョイント
代表 鳥毛正弘