皆さんこんにちは！
グループホームOne's placeの鳥毛です！
今日は、
実家とグループホームでの生活はどちらが正解なのか？という内容の記事です。
本題の前に、ここ最近のグループホームOne's placeの様子をダイジェストでお伝えします！
5月９日
グループホームOne's placeに新しい入居者さんが入りました。実は、４月から入居している方と同じ就労施設にいたことがあるようで入居してすぐにホームに馴染めていたようでした。
その日の夜は、入居祝いを兼ねて冷蔵庫で冷やしておいたノンアルコールビールで乾杯！本当はアルコールも用意したかったのですが、私を含めて全員お酒が得意でないということで、ノンアルコールビールにしました(笑)
５月１４日
農業の仕事をしている入居者の方が、キャベツとレタス,たまねぎなどの採れたて野菜をホームへ持ってきてくれました！なんでも野菜が採れたら下さいとお願いしたことを覚えてくれていたようで、助かりました^^
さっそく、その日は頂いた野菜を使って「豚の生姜焼き」を作りました！
※写真は頂いた野菜でつくった豚の生姜焼き
こんな感じで、ブログ内でOne's place（ワンズプレイス）の様子もお伝えしていき、少しでもカジュアルな生活の様子が伝わればと考えています！
さて、ここからが本日の本題です！
実家とグループホームでの生活はどちらが正解？？
障害をもつ方は実家で生活をしている方が多いです。イメージ的には、障害者施設で生活している方が多い印象ですが実際は障害者施設で生活している人の割合は10%程度しかいないという報告もあり、大多数の方は実家で生活しています。そのなかで、近年は障がいをもつ方が家事などの援助を受けながら地域で生活をし続ける選択肢としてグループホーム(共同生活援助)があります。
実家で暮らし続けたほうが良いのか。それともグループホームで生活をしたほうが良いのか。どちらか一方が正解ということはないですが、今回は実際に私が遭遇した中で、グループホームでの生活が勧められるケースをいくつかお伝えできればと思います。
親御さんが年齢を重ねてきて、少しずつ実家での世話が難しくなってきたケース
グループホームの入居を検討する理由で最も多いのがこのケースです。
もともとは、実家で親御さんと生活ができていたけれど、親御さんが年齢を重ねてきて少しずつ実家での世話が難しくなってくることで、親に代わって家事などの援助をしてもらえるグループホームを探す方が多いです。この時、タイミングよく入居したい時に本人が住みたいと思えるグループホームが空いていれば良いですが、グループホームは需要が高く、空きがないことも少なくないため「世話が難しくなって来ているけど、なかなかグループホームに入れなくて困っている」などの相談を受けることも多いです。解決策としては、余裕をもってグループホームの見学や情報収集などを進めていき、親御さんの身体が動かなくなる前に入居準備を進めていくことが挙げられます。
就職先から実家が遠くて、通えないケース
障がいを持つ方が仕事を探す際、健常者と同じように仕事を探す方もいますが人によっては、障害者雇用制度を活用して就職する方もいます。近年は障害者雇用に積極的に取り組む企業も増えてきていますが、住んでいる地域によっては自分が住んでいる実家から就職先に通えない、もしくは通えても通勤に時間がかかりすぎてしまうなどの問題が起こることがあります。
そのような時に、就業先から近いグループホームに入居することで、規則正しい生活を送ることができるようになります。またひとり暮らしが不安な方も援助者がいることで、家事負担などを減らすことができ結果として、生活が安定した中で就業することが可能となるケースがあります。
家庭環境が本人の就業に影響を及ぼしているケース
障がいの有無に限らず、家庭環境がその人の性格や生活習慣に及ぼす影響は大きいと言われています。障がいがある方が住む家庭の中には、実家での生活が本人の就業に必ずしもプラスに働いていないケースもあり、そのようなときには就業をはじめとする生活を安定させるためにグループホームでの生活を周りが勧めるケースもあります。そのようなときは、本人の意向を十分に反映させた上での意思決定が行われるように周囲の人は配慮する必要があります。
実家での生活やグループホームでの生活も不正解はない！選んだ生活を充実に！
今回は、実家とグループホームでの生活はどちらが正解なのか？という内容を複数のケースをもとにお伝えさせていただきました。
大切なことは、実家での生活もグループホームでの生活もどちらか一方を勧められるということはないということです。あくまでも、その方がどのような生活を希望するのか。どのような環境であれば、豊かな生活をこれからも送ることができるのか？という視点で生活スタイルを選んで頂ければと思います。もちろん１人で決めようとせずに、市役所や相談支援事業所、あるいはグループホームOne's place(ワンズプレイス)のような事業所に連絡をして、まずは相談することもおすすめです。
その中でカジュアルな生活をグループホームで送りたい方は、ぜひ群馬県、高崎市で運営しているグループホームOne's place（ワンズプレイス）での生活を検討してみて下さい！
グループホームOne's place 鳥毛
