こんにちは、小山です。
今年も夏の恒例行事となりつつある、群馬ダイヤモンドペガサスの野球観戦に行ってきました!
昨年も同じ時期に観戦を行い、入居者の皆さんから「楽しかった!」「また行きたい!」という声が多く寄せられたため、今年もぜひにと企画。2025年8月1日、高崎城南球場でのナイターゲームに出かけてきました。
今回は、入居者さん15名・スタッフ4名の大所帯での参加。
スタッフも楽しみにしていたイベントです。
会場の熱気と迫力に大興奮!
座席は、ファースト側内野席の前方エリア。グラウンドとの距離がとても近く、選手の動きが目の前でよく見える絶好のポジションでした。
試合開始前はまだ暑さが残る中での移動となりましたが、ナイターということもあり、時間が経つにつれて涼しくなり、気持ちよく観戦することができました。
初めて野球観戦に参加する入居者さんも数名いましたが、試合が始まるとすぐに夢中に。
特に、選手の大きな体格や、投げられるボールの速さに驚きながらも目を輝かせて、
「すごい!本当に速いんだね!」
「キャッチャーミットの音、すごい響く!」
と声を上げていました。キャッチャーがボールを受ける「バシッ!」という音、バットにボールが当たる「カキーン!」という音も間近に感じられ、臨場感たっぷりの観戦体験となりました。
ファールボールが頭上を通過するたびに、入居者さんたちは大きな歓声とともに身を乗り出して、グラウンドの様子を見つめていました。
「テレビで見るのと全然違うね!」という声もあり、野球の迫力を肌で感じる貴重な機会になったようです。
中には球場に来ていた屋台の出し物を買って食べる人も(笑)
応援していたペガサスが勝利!
応援していたのは、もちろん地元・群馬のダイヤモンドペガサス。
入居者さんの中にはチーム名を知っている方もいて、事前に選手の名前を予習していたという方も。試合中は、得点が入るたびに拍手や歓声が自然と沸き上がり、周囲の観客と一緒になって応援を楽しんでいました。
試合は、ペガサスが見事に勝利!
最後のアウトが決まった瞬間、入居者さんたちは思わず立ち上がって拍手。
「やったー!」「勝ったー!」と声をそろえて喜ぶ姿に、スタッフも嬉しくなりました。
この「勝った」という体験を、みんなで分かち合える喜びが、なによりの思い出になります。
「こんな経験ができるなんて」と話す入居者さん
日中は就労先に通っている方も多く、夜に大人数で出かけるという経験は、普段なかなか難しいのが実情です。
けれども今回のように、「特別だけど、特別じゃない」「誰にでも開かれた楽しみ」を一緒に味わうことで、入居者さんたちの中にも新しい価値観や喜びが生まれているのを感じます。
ある入居者さんは、帰りの車の中でこう言っていました。
「野球、初めて見たけど、めっちゃ楽しかった!また行きたいです!」
と嬉しそうに語ってくれました。
「当たり前に楽しめる」場所に
one’s place では、入居者さんにとって「安心して暮らせる場所」であることはもちろんですが、それだけではなく、「当たり前に楽しめる」「当たり前に経験を増やせる」場所でありたいと考えています。
今回の野球観戦は、そのひとつの象徴のような出来事でした。
ただの外出ではなく、「楽しかった」「また行きたい」と思えるような前向きな気持ちが生まれる体験を、これからも重ねていきたいと思っています。
ちなみに、すでに入居者さんたちからは「また来年も行きたい!」という声が多数届いており、来年の観戦もすでに実施確定の雰囲気(笑)。
この「夏の恒例行事」が今後もずっと続いていくことを、スタッフとしても願っています。
最後に
グループホームだからこそできること。
それは、誰かと一緒に「楽しいね」と笑い合えることかもしれません。
今回の野球観戦も、まさにそのひとつでした。
また来年、同じ球場で、同じように笑いながら試合を観られますように。
それまでの日々も、楽しみを少しずつ積み重ねていきましょう!