【断捨離】年末の大掃除で断捨離をしました【下豊岡ホーム】

はじめに

みなさんこんにちは!グループホーム One’s place(ワンズプレイス)のわいちゃんです。

今回の記事では、年末の大掃除で下豊岡ホームの入居者さんのお部屋に伺い、断捨離を行った話を書きたいと思います。

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年末の大掃除ですが、当初は30分くらいで終わるかな?と考えながらホームに伺いました。結果としては、まったくそんなことはなく、お一人のお部屋の掃除で3時間くらいかかりました汗。

日々の整理整頓は大切だなあ・・・としみじみ感じた3時間でした。

「ものを増やさず、快適に過ごすためのヒント」になるかも?しれませんので、ぜひ最後までお読みいただけたらと思います。


最初はこのような状態だったのですが…


お部屋を掃除する前の状態

ここではお写真を載せたかったのですが、撮り忘れてしまいましたので、文章で書いていきたいと思います。今私が覚えている範囲で、箇条書きで書いていきます。

・床にいろいろなものが置いてある(衣類、工具、マスク、タオル、書類など)
・ところどころに小銭が見受けられる(主に1円玉と5円玉)
・飲んだ後のペットボトルが数本置いてある
・ケーブルやミニ扇風機などの電化製品がたくさんおいてある

覚えている範囲でも、これだけのものがありました。特にマスクと乾電池、小銭については大量に存在しており、とても驚いたのを今でも覚えています。

ご本人にマスクや乾電池をたくさん購入される理由を伺うと、「在庫があると安心するから」というものでした。

在庫としては、余分に2セット程度あれば充分であることをお伝えし、まずはものの整理から始めました。

お部屋の整理

いろいろなものを整頓しつつ、「いるものといらないもの」をご本人に確認していきました。いらないものについては、廃棄用のビニール袋に入れていきます。

床に落ちていたジャージ
「これはいりますか?」
→いらない

6つ程度あったカバン類
「これはいりますか?」
→いらない

新品のまま置かれていた4つの写真フレーム
「これはいりますか?」
→いらない

6冊程度のプロレス雑誌
「これはいりますか?」
→いる(お気に入りの1冊だけ残し、他は廃棄)

5つほどあった工具類
「これはいりますか?」
→いる(きれいな状態のものを1つだけ残し、他は廃棄)

このような形で、

「これはいりますか?」
→いらない

を70回ほど繰り返しました。本人も最初は考えながら「いらない」と言っていましたが、だんだんと疲れてきたのか、25回目くらいからは「いらない」と即答するようになりました。

こうして次々にものがビニール袋に投入され、いつの間にか、ゴミ袋が5つ出来上がっていました。古いテーブルとクッション、洗濯物干しも廃棄したので、お部屋の外には大量のもので溢れかえっていました。

不要なものをお部屋の外に出すだけで、だいぶ居室内はすっきりしました。1時間程度かけてものの整理を終えたところで、次は整頓の段階に入りました。

お部屋の整頓

お部屋が散らかる大きな原因は「物の住所が決まっていないこと」です(と、片付けコンサルタントのこんまりさん(近藤麻理恵さん)が仰っていました)。

偉人の教えの通り、この入居者さんのお部屋には「物の住所」が決まっていませんでした。

・いろいろなところにある小銭(全部で1000枚以上はあったと思います)
・大量にあるマスク(目視で600枚以上はあったと思います)
・当分電気には困らなそうなくらいの大量の電池の山(おそらくホームセンターの店頭展示物くらいはあったと思います)

この他にも

・洋服(ジャージ、パジャマ、仕事着など)
・趣味のフィギュアや雑誌
・筆記用具類(ボールペンなど)
などなど・・・

書いていけばきりがないのですが、ありとあらゆるところに物が散在していました。

ちょうどよいところにガムテープとマジックペンがありましたので、

・「趣味のもの」
・「日用品」
・「小銭」
・「電池」

など、順番に住所を決めていきました

ご本人の生活導線を考え、「すぐに整理できる距離」に置き場所を確保してみました。
衣類については、お部屋に入ったと同時に上着を脱いでかけられるように、入口の近くに置きました(かばんをひっかけられるS字フックも合わせて使います)。

大量にあったマスクは、在庫が一目でわかるように、一番上に置きました。

新しい机とクッションを買う

大掃除でかなり体力を使ってしまったため、新しい机とクッションの買い物は年明けに行いました。近くのカインズホームとニトリにお邪魔して、ご本人にお好きなものを購入していただきました。

「決められた場所にものを置きましょうね」

私がこのようにお伝えすると、ご本人は力強く頷きました。
いろいろと時間がかかった大掃除でしたが、ご本人に満足いただけて私もうれしかったです。

その後・・・

ちょうどこの記事を書いている日の朝の申し送りにて

下豊岡スタッフAさん

「昨夜、居室の片付けを行いました。段ボールに物を入れる癖があり、コロッケパンの食べ掛け、お酒のビンが沢山出てきました」

下豊岡スタッフAさん

「基本、棚に入る物は全部入れ、床に物を置かないよう声掛けをしました。また来週いらない物を一緒に捨てたいと思います!」

引き続き、お部屋の整理整頓や衛生管理の支援を進めていきたいと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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グループホーム「ワンズプレイス 下豊岡」は自立した生活を送りたいと考えている、知的・精神障がいをもつ男性の方向けグループホームです。

 

最後に、弊社のグループホームの紹介をさせて下さい。

グループホーム One's placeは、高崎市・玉村町・伊勢崎市で運営している障がい者グループホームです。カジュアルに暮らせるグループホームというコンセプトで、施設っぽい雰囲気が苦手な方や、そもそも福祉に抵抗があるような方も「居心地良く住めるようなグループホーム」を目指しています。
病院等でリハ専門職として自立支援の経験を積み、その経験を生かしたグループホーム運営を行なっています。
One’s place玉村南玉
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【群馬のグループホーム One’s placeのホーム一覧】
2022年11月、高崎にオープン
・障がい者向けグループホーム One’s place 筑縄(ワンズプレイス)
2022年4月オープン
・障がい者向けグループホーム One’s place 伊勢崎中央(ワンズプレイス)詳細はこちら
・障がい者向けグループホーム One’s place 玉村南玉(ワンズプレイス)詳細はこちら
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